やじうま速報
今話題の「ソバーキュリアス」、愛飲家も「あえてお酒を飲まない時がある」4割以上。業務用酒類卸、株式会社カクヤス(本社:東京都北区、代表取締役社長 :佐藤 順一)が自社メルマガ読者に調査。
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いま欧米の若者を中心にトレンドとなっている「ソバーキュリアス」。これは、「Sober(しらふ)」と「Curious(好奇心が強い)」を組み合わせた造語で、お酒を飲める人が「あえてお酒を飲まない」もしくは「少量しか飲まない」という考え方やライフスタイルのこと。それを実践する人のことを「ソバキュリアン」という。体質的にアルコールが飲めない人ではなく、お酒が飲めるのに、お酒を飲まないことを前向きにとらえて、飲まない生き方を選択している人。
調査では、ソバーキュリアスの認知「知らなかった」が9割となり、日本ではあまり認知されていない。しかし、コトバは知らなくとも、宴会や家飲みのときに、あえてお酒を飲まないときがあるかを聞くと、「たまにある」が37%、「よくある」が7%で両者を合わせると44%に上った。
「あえてお酒を飲まない時がある人」にその理由を複数回答可で聞くと、「健康になれるから」が32%、次いで「睡眠の質が良くなるから」が18%、「時間を有効に使えるから」が16%、「もともとお酒に弱いから」14%、「酔って失敗したくないから」12%、「出費が抑えられるから」10%と続いた。最も回答率が高かったのは「その他」で36%もあり、「運転するから」、「翌日の仕事に影響があるからとポジティブな感情でお酒を飲まないというよりも、「飲みたいけれど飲むのを我慢する」といったややネガティブな感情が見え隠れする。
お酒を飲まないときの代わりのドリンクは、「お茶」57%、「炭酸水」41%、「ジュース」24%、「ミネラルウォーター」20%、「微アルコール飲料」12%、「ノンアルコール飲料」11%の順。
「ソバーキュリアス」「ソバキュリアン」という覚えにくいコトバはさておいて、お酒を飲む・飲まないも個人の好みという時代となっている。

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