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取材・執筆 : 加藤一 2022年6月16日
「町田商店」など家系ラーメンの直営・プロデュースを行う株式会社ギフトホールディングス(本社:東京都町田市、代表取締役社長:田川 翔)の2022年10月期第2Q(21年11月~22年4月)で、営業利益7億73百万円となった。

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コロナ禍での時短営業で、営業赤字に陥り、時短協力金で最終黒字を確保する外食企業が大半の中で、ギフトは営業黒字を前年の2.5倍に伸ばした。売上高78億91百万円、25.2%増。営業利益7億73百万円、152.6%増。経常利益11億97百万円、116.3%増。最終利益8億16百万円、130.0%増。前年度の21年10月期も営業黒字を確保している。
直営店は10店舗増の160店舗だが、経営はオーナーが行い製造卸業務を提供するプロデュース店を24店舗増やし、492店舗となった。直営店を出店させる予定のない地域については、新規オーナーの開拓しプロデュース店とする営業活動に注力してきた。直営店の既存店売上高は112.3%と好調に加えて、製麺など工場の稼働率が上がり利益に繋がった模様。
麺の材料となる小麦や輸送にかかる原油の高騰を受け、直営店で2022年3月1日から価格改定を実施したが、客足への影響は見られないという。プロデュース店に対しても政府の小麦買付価格に完全連動させ卸売価格を値上げしている。更なる値上げにも自信を持っている。

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