やじうま速報
記事への評価
取材・執筆 : 加藤一 2022年5月20日
ラーメンチェーンの株式会社一蘭(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:吉冨 学)が、カップ麺の小売価格を拘束していた問題で、5月19日に一蘭が提出した再発防止の約束が公正取引委員会で認められた。
<関連記事>
「一風堂」、売上高で「一蘭」に追い抜かれた? 有望な合弁事業も解消で「次の一手」が見えない
【withコロナ】「焼き肉ライク」が「一蘭」になっていた! でもなんで「すりガラス」風なの?
ブラジル産鶏肉を国産と優良誤認表示。唐揚げ人気に警笛。
一蘭がカップ麺を希望小売価格で販売するよう小売店に強制していた疑いで、公正取引委員会が独禁法違反容疑で同社を調査していることが3月29日に発覚した。これは「再販売価格の拘束」に当たり、消費者にとり商品を安く購入する機会が奪われることになるとして独禁法違反とされる。
同社は2021年2月に初となるカップ麺「一蘭 とんこつ」490円(税込)をエースコック製造で発売したところ、累計で700万食を超える出荷でヒット商品となった。価格を拘束する行為を取りやめると新聞広告で周知させ、従業員への定期研修などが再発防止計画に含まれている。
2021年12月期で売上154億円、純利益16億6千万円と好業績。

読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0