やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2022年4月11日
街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2022年3月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連では46.9ポイントで、2月より 27.0ポイントも改善した。横ばい(50ポイント)に近づいた。

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2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断は、横ばいを上回る52.2ポイントと明るい。2月から 10.9ポイント上昇した。まん防解除と共に予約が増えてきており、街の声は一気に明るくなった。
■街の声
「まん延防止等重点措置が解除されてから、まだそれほど日にちはたっていないが、少しずつ客が戻りつつある。景気はこれから少しずつ良くなるとみられる。」(北海道・スナック)
「新規感染者数が増加しなければ、少しずつではあるが売上の増加が見込まれる。」(北海道・高級レストラン)
「来客数がやや増えてきている。また、予約もグルメサイト経由、個人共にやや増えてきているが、新型コロナウイルス発生前と比べるとまだまだである。この状況がもう少し続けばかなり戻るとみている。」(東北・一般レストラン)
「原材料の値上げはどれと言わず、ぐんと上がってきている。かといって売値をすぐ上げるわけにもいかないのが辛いところである。」(北関東・一般レストラン)
「まん延防止等重点措置の解除後、来客数の伸びを期待していたが、変化は余り感じない。特に夜の来客数は低迷したままである。」(南関東・一般レストラン)
「まん延防止等重点措置の解除により来客数の回復を期待するが、店舗・業態によって、客の利用動機や人数、個室利用などの要望に応えられるか否かで格差は出てくる。」(東海・高級レストラン)
「まん延防止等重点措置は解除されたが、客足は目立つほどには戻っていない。」(北陸・一般レストラン)
「今月末から来月にかけて、延期されていた送別会や祝賀会などの予約が増えている。」(近畿・高級レストラン)
「まん延防止等重点措置が解除され、徐々にではあるが予約数が上向いている。」(中国・高級レストラン)
「コロナ禍の落ち着き、慣れ、気の緩み、暖かな気候、新年度のスタートなど、飲食する機会が増えると予想する。」(四国・一般レストラン)
「深刻な状態が続く。新型コロナウイルスの新規感染者数が増加しているが、新しい生活様式に慣れて人が外出するようになり、来店が増加することを期待している。」(九州・高級レストラン)

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