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取材・執筆 : 加藤一 2022年4月5日
株式会社韓流村(本社:東京都港区、代表取締役:任 和彬)が、チェーン店の参加を募り「食べログ被害者の会」を設立し、食べログを運営する株式会社カカクコムに対する集団訴訟を起こそうとしている。
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「食べログ」が2019年5月21日以降、アルゴリズムを設定・運用し、チェーン店についてのみ不可解な大幅評点下落が発生しているという。韓流村の「KollaBo」の点数が最大0.45点、平均約0.2点と、大幅に引き下げられた。これに対し、韓流村は20年5月にカカクコムに約6億円の損害賠償請求訴訟を提起し単独で現在も係争を続けている。
その後、2年に及ぶ係争期間を踏まえ、裁判所より両社に和解勧告が行われたが、カカクコムは裁判所からの和解の提案に応じず、22年6月16日に判決が下される予定となっている。
チェーン店が被った損害に関する損害賠償請求権の時効は、原則として、アルゴリズムが設定された19年5月21日から3年と考えられ、6月16日に判決が下された後に、訴訟を提起したとしても、時効を理由に訴えが棄却されることが想定される。しかし、22年5月20日までにカカクコムに対する損害賠償請求を求める内容証明を送付することにより、時効完成の期間を最大6ヶ月延長することができるという。
そこで、韓流村は「食べログ被害者の会」を立ち上げ、「食べログ被害者の会による集団訴訟」を起こすことにより時効の延長を求めようとしている。被害の対象と推定されるチェーン4千店舗に「食べログ被害者の会」に参加するよう呼び掛けている。
■問い合わせ先
株式会社韓流村 本社 広報担当
Email: info@kollabo.co.jp
電話番号: 03-5797ー7552
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