やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2022年1月21日
カンボジアのピザ店でフードロスである廃棄ピザ生地を昆虫のコオロギの餌として活用し、このコオロギの粉末をスパイスとしてトッピングしたピザを販売する実験が始まっている。
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実験するのは、早稲田大学発ベンチャーの株式会社エコロギー(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO: 葦苅 晟矢)。コオロギを活用した資源循環型の食料生産システムの確立を目指している。そこに、ベトナムの大人気ピザレストランである「Pizza4P's」の海外初出店舗となるカンボジア店が協力した。「Pizza4P's」はベトナムに移住した日本人、益子陽介氏が経営し、ベトナム国内で25店舗を展開している。
Pizza4P'sカンボジア店は、廃棄物問題が深刻化するカンボジアで、ごみをゼロにする「ゼロウェイスト」をコンセプトを掲げている。ピザ生地は発酵不備やトレーニング等で出てしまう廃棄量が多く、カンボジア店の生ごみ全体に占める割合も高かったという。
このコオロギ粉末がスパイスとしてトッピングされたピザ「Smoked Fish and Egg, served with Cricket spice-Creative reuse waste pizza」が同店で販売されている。
「Smoked Fish and Egg, served with Cricket spice-Creative reuse waste pizza」
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