やじうま速報
記事への評価
取材・執筆 : 加藤一 2022年1月13日
2021年(1~12月)の「酒場,ビヤホール(居酒屋)」の倒産が152件、12.6%減で、2020年に次いで2番目の多さとなった。東京商工リサーチが報じた。
<関連記事>
飲食中小企業の8割が債務過剰。延命から抜本的再生への転換が必要。
ファミレス、コロナで店舗数8.7%減る。サイゼリヤのみ増えた。
上場居酒屋、2割も店数減った。減少率トップはSANKO。
飲食業全体の倒産(負債1,000万円以上)は、648件、23.0%減だった。「新型コロナ関連」倒産は300件で、飲食業倒産に占める構成比は46.2%を占めた。業種別では、新型コロナ感染防止で酒類提供の自粛要請が響いた「酒場,ビヤホール(居酒屋)」が152件、12.6%減で、1992年以降の30年間で2020年(174件)に次いで2番目の多さとなった。コロナ関連の助成金や協力金など各種支援策が奏功し、倒産は抑えられた。
他方、コロナ禍での"巣ごもり需要"を取り込んだ「持ち帰り飲食サービス業」は16件、38.4%減。「宅配飲食サービス業」は23件、37.8%減と、過去10年間で最少を記録。コロナ禍を契機にした新たな生活様式の浸透で業態間で明暗を分けた。


負債80億で自己破産した、個室居酒屋のアンドモア。
読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0