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やじうま速報

外食ニュース

2021年5月14日(金)09:39 やじうま速報

【21年4月街角景気】時短&酒類禁止で急降下。借入返済スタートが怖い。

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取材・執筆 : 加藤一 2021年5月14日

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 街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2021年4月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連では、23.3ポイントで3月から 20.5ポイントも下降した。

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 2~3か月先の景気の先行きに対する判断は、37.3ポイントで3月から11.7ポイント下がった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連の全ての数値が低下しているが、飲食関連が最低ポイントとなった。

 時短要請が続き、さらには4月25日から酒類販売の自粛まで求められ、飲食業の厳しさは増している。酒類販売自粛が続く5月は、4月よりさらに悪化しそうだ。

■街の声
「4月から営業を再開しているが、新型コロナウイルスの影響が大きく、客が全く来店しなくなっている。」(北海道・スナック)
「今月に入り来客数の減少が著しくなっている。20 時までの営業ということもあり、ディナータイムはまだ1組の客も来ていないような状況である。大変厳しくなっている。」(東北・一般レストラン)
「県独自の営業時短要請が出され、影響が過大である。」(北関東・居酒屋)
「酒類の提供自粛、時短営業で、予約もウォークイン客も激減している。」(南関東・高級レストラン)
「低調気味なものの、新規の来客も見受けられる。行動範囲が自粛要請で規制され、これまで遠出していた客が来ているのかもしれない。」(甲信越・一般レストラン)
「近隣府県で緊急警戒宣言の発出やまん延防止等重点措置が適用されて、当地でも状況は悪くなる一方である。」(東海・一般レストラン)
「当県も飲食店への営業時間短縮の要請が出ている。このところ夜の売上はかなり少ない。」(北陸・一般レストラン)
「営業時間の短縮要請が終わっても、夜の来客数の回復は余り期待できない。いつまで影響が残るのか想像できない。」(北陸・一般レストラン)
「緊急事態宣言下で営業を続けているものの、ディナーの予約がほぼないため、かなりつらい状況である。」(近畿・高級レストラン)
「当地域では、新型コロナウイルスの感染者数が減少し、規制も徐々に緩和されつつあったところにクラスターが発生し、前年と同じ状況が繰り返されている。引き続き我慢が必要であると感じる。」(四国・一般レストラン)
「今月中旬から、飲食店の時短営業要請が出ている。都心部では緊急事態宣言が発出され、ゴールデンウィークの外出自粛要請や平日のリモートワークの奨励もあいまって、外食産業が盛り上がる状況ではない。」(九州・スナック)
「これだけ飲食がたたかれると、スタッフの採用にも影響が出ており、維持のための採用もままならない状態である。売上が立たない分は借金でまかなってきたので、元金返済が始まると多少景気回復したくらいでは追い付いていかない。」(沖縄・居酒屋)

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