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取材・執筆 : 加藤一 2021年4月23日
テンポスグループで、「ステーキのあさくま」を展開する株式会社あさくま( 本社:名古屋市天白区、代表取締役:横田 優)の子会社で日本料理やすし店を展開する株式会社竹若(本社:東京都中央区、代表取締役社長:竹若 勝)が突然、「休眠」を通知し、取引先とトラブルになっていると東京商工リサーチが4月22日に報じた。
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竹若はあさくまが2020年2月に1億5000万円で取得し子会社化した。しかし、買収とほぼ同時に新型コロナウイルス感染が拡大、竹若の経営はスタートからつまずいた。 2021年3月、あさくまは竹若への投資に関し、当初の回収計画を大きく変更することを発表。のれん減損として、4億7125万円を計上した。
竹若は取引先に債権放棄を要請したが、多重リースやリース物件の所在不明など、ズサンな経営も発覚。親会社のあさくま、さらにその親会社である株式会社テンポスホールディングス(本社:東京都大田区、代表:森下 篤史)も含めて、コンプライアンスとともにガバナンスも問われる事態に発展している。

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