テンポスグループで、「ステーキのあさくま」を展開する株式会社あさくま（本社：名古屋市天白区、代表取締役：横田 優）が、寿司や和食店を展開する株式会社竹若（本社：東京都中央区、代表取締役社長：竹若 勝）を100％子会社化した。買収金額は1億5千万円。

　竹若は、東京駅や築地、池袋をはじめとする東京都内に、「竹若」名で和食・寿司店を7店舗、スイーツ店を1店舗の他、持ち帰り店や通販も手掛けている。築地市場に本店があったが、豊洲移転で2018年11月に閉店、池袋店を本店として営業していた。2019年1月期売上高22億73百万円、営業利益7百万円、経常利益46百万円、当期純利益5百万円。

　「ステーキとハンバーグ」に特化した品揃えの「あさくま」と、「寿司と和食」に特化した品揃えの「竹若」の相乗効果として、お互いの持つ商品開発力を生かし、今までにない商品を「あさくま」と「竹若」の顧客に提案することにより、客数の底上げを図るという。ステーキ業態の伸び悩みの中、3世代やファミリーなど顧客層の近い和食業態への転換や新規出店を狙うのだろう。

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