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取材・執筆 : 竹中裕司 2019年8月20日執筆
「ロードサイドのハイエナ」として知られる井戸実氏が代表を務めるエムグラントフードサービス(本社東京)が代名詞となっていた「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」とかつて買収した「ステーキと焙煎カレー ふらんす亭」を事業譲渡した。
「けん」の譲渡先は、「平禄寿司」や「焼肉屋さかい」を展開するジー・テイスト。「ふらんす亭」は、創業者である松尾満治氏が新たに設立した株式会社ふらんす亭。譲渡日は、いずれも7月1日で、売却額は非公表。
「けん」はリーズナブルなステーキにサラダバー、カレーなどの付加価値をつけ、さらに居抜き物件を活用することで、最盛期には238店を展開した。しかし、近年は店舗の老朽化とステーキ業態の競合が増えたことで、閉店が増え、現在は40店弱となっている。
「ふらんす亭」は、松尾氏が創業。後にファンドや大手食肉のスターゼンを経て、エムグラントの傘下に入った。今回再び、創業者の手に戻ることとなる。店舗数はステーキ店などを含め、21店。
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