飲食店支援サービスに新しいものが、追加された。クラウドファンディングサービスの「ハヤルカ」だ。

　「食べる人と、つくる人をつなぐ」がコンセプトで、主に、飲食店経営者や料理人が「プロジェクトオーナー（起案者）」となり、飲食をテーマとしたアイディアや企画をプロジェクトとして起案、それに賛同した顧客が「サポーター（支援者）」として金銭的支援を行うことで、プロジェクトオーナーが用意した「リターン（お返し）」を受け取れるというもので、クラウドファンディングの仕組みを活用して、飲食に特化した「資金調達とファンづくり」を支援するサービスとなる。

　事業資金をウエブで調達する、クラウドファンディングは、ここ数年、増えたが、飲食に特化したものはなかった。社長は起業家の東宮隆史だが、取締役に「ステーキけん」を大きくした井戸実氏もおり、見逃せない存在となっている。