やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2020年9月16日
「家系御三家」と呼ばれた老舗ラーメン店、有限会社六角家(本社:横浜市神奈川区、代表:神藤 隆)が9月4日、横浜地裁より破産開始決定を受けた、と東京商工リサーチが報じた。負債は現在調査中。
横浜家系ラーメンの元祖と言われるラーメン店「吉村家」で修業し、2号店として開業したラーメン店「本牧家」の店長として実績を積んだ神藤氏が独立し、横浜市神奈川区の東急東横線白楽駅近くで1988年にラーメン店「六角家」本店を創業した。最盛期には新横浜のラーメン博物館へも出店し、羽田店、海老名店、船橋店、御徒町店など、6店舗を展開していたほか、同社から独立した店舗も多数存在し、2013年7月期に売上高約1億4400万円を計上した。
しかし、2015年1月に、消費税などの滞納で代表者の自宅不動産が財務省から抵当権の設定を受けるなど、厳しい経営を強いられるなか、2017年春に代表者が体調を崩して「六角家」本店が休業し、同年10月末に同店を閉店していた。なお、「六角家」戸塚店は別法人が営業中で、その他「六角家」を屋号とする姉妹店なども営業中という。

写真は食べログより。
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