ニューオープン
記事への評価
取材・執筆 : 加藤一 2020年6月18日
株式会社ALL WRIGHT(本社:東京都台東区代表取締役:細井 洋佑、堀木 慎太郎)が、どぶろくを製造する「木花之醸造所」を飲食店併設で6月8日オープンさせた。都内では3軒目の飲食店併設の醸造所という。
最大の特徴は麹室を持つこと。麹を、自ら造る。醸造長は、秋田の新政酒造で約4年半醸造に従事した岡住修兵氏。併設の店舗「ALLWRIGHT SAKE PLACE」では、昼は日本茶のカフェ、夜は自家醸造酒はもちろん100種以上の日本酒とオリジナルのクラフトビールなど、食事は和をテーマにした酒の肴を提供する。醸造したどぶろくの小売も行う。
国税庁は既存の清酒メーカーを保護するため、清酒の新規製造免許の取得は不可能。代わりに、取得しやすい「その他の醸造酒免許」で、ろ過しないどぶろくの製造して、ブリューパブのように醸造所併設レストランを開設する動きが目立ち始めた。政府は、19年11月に国内市場に影響を及ぼさない輸出向けに限り、清酒製造の新規免許を緩和すると発表したが、その後の動きはない。

「木花之醸造所 + ALLWRIGHT SAKE PLACE」
■所在地: 東京都台東区駒形2-5-5 小宮ビルB1
■電話番号: 03-5811-1905
【関連記事】
どぶろくブリューパブ、パリで日本酒醸造。原材料はフランス産。
【ランダムトーク】虎ノ門横丁に、クラフトジン&大衆和食。居酒屋生き残り策のヒントhttps://www.foodrink.co.jp/foodrinkreport/2020/06/1585403.php
常陸野ネストビール、秋葉原に蒸留所併設ビアバー開店。次はクラフトジン。https://www.foodrink.co.jp/news/2019/12/17112541.php
読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0