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やじうま速報

外食ニュース

2019年4月24日(水)10:28 やじうま速報

どぶろくブリューパブ、パリで日本酒醸造。原材料はフランス産。

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取材・執筆 : 加藤一 2019年4月24日執筆

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 東京・三軒茶屋でどぶろく醸造所と飲食店舗を兼ねた「Whim SAKE & TAPAS」を運営する、株式会社WAKAZE(ワカゼ 本社:山形県鶴岡市、代表取締役CEO:稲川 琢磨)が、今夏フランス・パリに酒蔵を開設する。その場で搾りたての日本酒を楽しめるテイスティングスペースも併設予定。

 同社は日本酒ベンチャー。「土地性を活かした酒造り」を重視しており、パリ酒蔵でも可能な限り原料は現地から調達する方針。米は南仏カマルグ地方で栽培されるジャポニカ米を、水はミネラル豊富な硬水を使用する予定。また、シェリー、ヴァン・ジョーヌ、カルバトスといった豊富な種類の樽を利用して酒を熟成する製法やワイン酵母を使用した日本酒の醸造にも挑戦するという。

 これまでは製造免許を持つ醸造所に委託製造する形で、「ワイン樽を活用して熟成させた日本酒《ORBIA(オルビア)》」や植物やスパイスを入れて風味づけをした新感覚の酒「ボタニカルSAKE《FONIA(フォニア)》」などを生み出してきた。2018年7月には「その他醸造酒」の製造免許を取得し、東京・三軒茶屋にて自社どぶろく醸造所と併設飲食店をオープンし、クリームチーズや濃醇な味付けの肉料理などと自社ブランドとのペアリングを提案してきた。

 クラウドファンディング「マクアケ」で資金調達も行っている。

 日本酒の製造免許の取得は日本では難しく、ビールのブリューパブのようには出店できない。海外で、製造工程まで見学できる日本酒ブリューパブが広がれば、日本酒ファンが増えるのだが。

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「WAKAZE三軒茶屋醸造所」


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