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やじうま速報

外食ニュース

2020年5月14日(木)10:49 やじうま速報

【4月街角景気】飲食関連は、前代未聞の不景気。緊急事態解除で5月は少し持ち直すか。

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取材・執筆 : 加藤一 2020年5月15日

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 街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2020年4月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連で、新型コロナウイルスによる自粛や休業により、前代未聞のマイナス3.1ポイント。

 調査の設計上は全員が景気が悪いと回答しても0ポイントにしかならないはずだが、悪い以上に酷い状況との回答があったのだろうか。2~3ヶ月の景気の先行きに対する判断は飲食関連で、16.8ポイント。3月より4.6ポイントも改善した。

 政府の緊急事態宣言の一部地域での解除により、5月下旬からわずかながらも客数の戻りが予測されるが、コロナ以前の景気の戻るためには長期戦の覚悟が必要だ。 

■街の声
「全国に緊急事態宣言が出されたことで、戻りつつあった客足が遠のいてしまった。」(北海道・高級レストラン)
「既に新型コロナウイルスの影響でまともに生活すらできない人が増えていることを考えれば、終息したとしてもそれまでの打撃が痛過ぎて外食しようとする余力が当分はないことが予想できる。」(東北・一般レストラン)
「新型コロナウイルスの影響で、来客数、売上共に激減している。」(北関東・一般レストラン)
「新型コロナウイルスの終息の兆しが見えない限り、その先は全く見えない。」(甲信越・一般レストラン)
「新型コロナウイルスの拡大防止に対応し、営業時間の短縮、一部店舗の休業を余儀なくされている。緊急事態宣言後、更に来客数が減少した。」(東海・高級レストラン)
「新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で、人の動きが完全に止まってしまい、来客数がほぼ0人に近い状態になっている。」(中国・一般レストラン)
「ファーストフード店はテイクアウト需要やデリバリー需要が伸びている反面、レストランの売上が半減し、ショッピングセンターに立地している店舗では休業となっているので、トータルでは前年並みである。」(四国・ファーストフード)
「新型コロナウイルスの影響が徐々に出始め、4月初めには売上前年比 90%ダウンと急激な入客減少、県内の感染者の急増により、スタッフと客の感染拡大防止のため、4月上旬より臨時休業に入っている。」(沖縄・居酒屋)

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