やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2019年11月28日執筆
株式会社すかいらーくホールディングス(本社:東京都武蔵野市、代表取締役会長兼社長:谷 真)が、2019年12 月より、すかいらーくグループ全店で、テイクアウト・レジ袋を石油由来から環境に優しいバイオマスプラスチックに変更する。
同社はプラスチックごみ削減に取り組み、12月より使い捨てプラスチック製ストローの使用を順次廃止し、2019年7月末でグループ全店での廃止を完了した。次のステップとして、テイクアウト・レジ袋の改定に取り組む。
バイオマスプラスチックとは、生物資源(バイオマス)から作られた合成樹脂で、このたび導入する素材は、サトウキビの絞りカスを原料として作られている。これにより、CO2 排出量を約180t/年、約60%削減することが出来る。
2020年2月にはテイクアウト・宅配用スプーンやフォークもバイオマスプラスチックに切り替え、2020年半はにはテイクアウト・宅配用の弁当容器も環境に優しい素材に切り替える計画だ。
ストローだけではない、国連で採択された、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが企業価値を高める時代となっている。すかいらーくは、プラスチック削減によるコスト増より、SDGsを選んでいる。

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