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やじうま速報

外食ニュース

2019年10月28日(月)09:40 やじうま速報

【外食市場19年9月】FF好調で客数3%伸び。商業施設で増税前駆け込み需要も。

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取材・執筆 : 加藤一 2019年10月28日執筆

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 一般社団法人日本フードサービス協会(本部:東京都港区、会長:髙岡慎一郎)による協会会員社を対象とした外食産業市場動向調査2019年9月度は、大型台風の上陸で大きな被害があったが、前年より晴れの日が多く、全国的に気温も高くなり、消費増税前の商業施設での駆け込み需要と相まって、外食の客足も伸び、ファーストフード業態を中心に好調、全体の売上は104.0%と、前年を上回った。

 ファーストフード業態は、全体売上は106.8%と前年を上回った。「洋風」は、お得なセットメニューや期間限定の新商品等の好評により客数が大幅に伸び、売上は109.7%。「和風」は、季節商品、定食メニューともに好調で、売上104.5%。「麺類」は、期間限定フェアの開催やメディア露出の効果で、売上106.0%。「持ち帰り米飯・回転寿司」は、回転寿司が連休期間などの集客好調で、売上103.1%。「その他」は、「カレー」が曜日周りの影響などで客数が振るわなかったものの、「アイスクリーム」がこれまでの価格改定による単価上昇や、お得なキャンペーンの好評で、売上は102.7%となった。

 ファミリーレストラン業態は、全体売上は101.3%と前年を上回った。「洋風」と「和風」は、各社まちまちで、引き続き客数が振るわなかったところがあったものの、フェア品などの好調で客単価は上昇、売上は「洋風」100.4%、「和風」98.6%。「中華」は、ポイントカードのキャンペーンの推進などで、売上は104.9%。「焼き肉」は、月末にかけて集客堅調、売上は104.2%と前年を上回った。

 パブ・居酒屋業態は、大型台風の影響もあったが、「パブ・ビアホール」は気温の高い気候の中でビアガーデンが好調、また一部ではラグビーW杯の開催で訪日客も含めて客数が増え、売上111.1%。「居酒屋」は、店舗減に加え、引き続きお盆以降の集客が振るわず、売上96.4%となった。

 ディナーレストラン業態は、前半の厳しさを後半の連休で挽回、一部では消費増税前の駆け込み需要もみられ、売上は102.1%となった。

 喫茶業態は、前年より気温が高くアイスドリンクが好調であったことに加え、キャッシュレス促進キャンペーンなどにより、客数と客単価が上昇、売上は108.9%となった。

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