やじうま速報
街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2019年1月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連で、12月より3.0ポイント低下し、44.2ポイントに。2ヶ月連続でダウン。しかし、3~3ヶ月先の景気の先行き判断は12月より5.3ポイント上昇し、49.7 ポイントに。
インフルエンザによる予約キャンセルや外出を控えるムードから、現状の景気は思わしくない。しかし、先行きについては、改元や大型連休等への期待がみられる。
■街の声
「例年どおり、年が明けたら得意先の発注量も一気に落ち着いている。得意先の飲食店では客足が鈍く、来店しても早々に帰宅してしまう客が多く厳しい状況である。消費者はまだまだものを買うことに消極的なことに変わりはない。」(東北・一般小売店[酒])。
「市場で出会う同業者からは、例年よりも売上が良くないと聞いている。市場関係者も同様の様子であり、景気は悪い方向に向かっている。」(東北・一般レストラン)
「メディアなどで取り上げられているとおり、50 代以上の「大人女子」が元気に来店してくれ、単価も上がっている。」(北関東・一般レストラン)
「インフルエンザの流行で外出を控えるように促す報道を、恨みたくなるような客足である。例年以上に冷え込んでいる。」(甲信越・一般レストラン)
「12 月あたりから人の動きが悪くなっているようで、フリーの客、宴会予約共に、めっきり落ち込んでいる。」(甲信越・スナック)
「消費税再増税を控え、駆け込み需要の見込める業種もあるとは思うが、サービス業は見込めそうになく、逆に買い控えられそうである。典型的な地方の落ち込みをたどっている。何に手を打てばよいのか模索が続いている。」(甲信越・一般レストラン)
「とにかく人が出ていない。インフルエンザ等の体調不良もあるかもしれないが、世間に人が出ていないように思う。」(東海・一般レストラン)
「月初はランチも来客数が増えたが、3連休を挟むと商店街の人通りは少なくなった。夜の営業も、インフルエンザの影響で予約のキャンセルが出ている。」(近畿・一般レストラン)
「飲食店、スナックからの受注が 10%伸びている。」(九州・経営コンサルタント)
「3か月先の予約も既にあり、先の問合せ等も受けている。」(九州・高級レストラン)
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