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取材・執筆 : 安田正明 2024年12月17日
ゆば・豆腐料理「梅の花」を展開する株式会社梅の花(本社:福岡県久留米市、代表取締役会長CEO:本多 裕二)が、2025年4月期第2Q(24年5~10月)決算を発表。インバウンドを掴み切れず、営業赤字にとなった。


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売上高138億55百万円(1.5%減)、営業赤字1億33百万円(前年は黒字43百万円)となった。第1Qは営業利益が46百万円の黒字であり、第2Q単体(8~10月)で1億79百万円の赤字を作ったなったこととなる。飲食事業の既存店売上高は、8月102.3、9月103.3%、10月99.7%と累計では前年を超えているようだが、賃上げによる人件費増、 原材料価格の高騰、光熱費上昇に苦しめられた。
インバウンドに向け、旅行会社との提携や媒体の掲載、訪日客に合わせたヴィーガン対応メニューの告知や、魚介や肉を取り入れた懐石を新たに導入しているが、十分に取り切れていないようだ。

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