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取材・執筆 : 安田正明 2024年11月6日
ワタミ株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役会長 兼 社長CEO:渡邉 美樹)が、11月1日よりワタミが運営する「ミライザカ 横浜西口駅前店」にて、外食業界で初となるアバターと配膳ロボットを活用した"完全リモート接客"の実証実験をスタートさせた。
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外食業界で日本初となる、アバターと配膳ロボットを連携させた完全リモートでのホールスタッフとしての接客実験となる。アバターシステム×配膳ロボットの連携により、リモートで働くスタッフが、まるで店舗にいるかのように店内を動きながら接客し、注文や商品のおすすめ、料理の配膳や下膳も行う。また、時間や場所に縛られない働き方を可能にし、多様な働き方を求める人材の活躍を支援できる。
2024年7月から8月にかけて、卓上にタブレットを設置し、アバターがリモート接客を行う実証実験の第一弾を実施した。お客からは好評で「アバターとの会話が楽しかった」「まるで店員さんが目の前にいるような感覚だった」といった声があったという。さらに、アバター1名で約20テーブルの接客が可能となり、客単価が約3%向上するといった成果が得られた。この結果を踏まえ、アバターと配膳ロボットを連携させることで、より効率的でパーソナライズされたサービスの提供を目指す。
実験期間は、11月1日~11月29日。毎週水曜日はアバター休業日となるが、店舗は通常通り営業する。ワタミと、飲食店DXを推進するロボティクスソリューションカンパニーである株式会社DFA Robotics(本社:東京都港区、代表取締役社長:松林 大悟)と、アバターダイニングラボ有限責任事業組合(本社:東京都品川区)による共同実験。
「ミライザカ 横浜西口駅前店」
■所在地: 神奈川県横浜市西区 北幸1丁目1−13 横浜駅前ビルディング3F
■電話番号: 050-2019-7326
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