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取材・執筆 : 安田正明 2024年7月11日
日本KFCホールディングス株式会社(本社:横浜市西区、代表取締役社長:判治 孝之)が、投資会社カーライルグループの株式会社クリスピー(本社:東京都千代田区、 代表:齋藤 玄太)による公開買付けが7月9日をもって終了し、クリスピーが議決権の51.21%を取得し、第1位株主となったと発表した。
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三菱商事株式会社はTOBには応じず、第2位の議決権35.12%をキープ。今後、三菱商事の所有株と日本KFCの自己保有株を買い取り、クリスピーの完全子会社とし上場廃止となる。
日本KFCは、1970年7月に米国ケンタッキー・フライド・チキン・コーポレーションと三菱商事との折半出資により設立。1990 年8月に東証二部に株式を上場。2007年12月に、ケンタッキー・フライド・チキン・コーポレーションの親会社であるヤム・ブランズ・インクが間接所有していた株式を、三菱商事が公開買付けにより取得したことにより、三菱商事が親会社となっていた。
カーライルグループの傘下で、KFCの目指すエブリデイブランドへの転換のスピードを上げて企業価値を高める。約1500億円の時価総額をどこまで上げることができるか。
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