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取材・執筆 : 安田正明 2023年11月17日
株式会社トリドールホールディングス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:粟田 貴也)が、上海を拠点に中国の外食産業への投資を行うプライベート・エクイティ・ファンドである上海睿筧創業投資管理有限公司(シャンハイルイジェン)などと、11月下旬を予定に合弁会社「RUIDOLL Holdings Limited(ルイドール)」を設立し、中国でラー麺「ずんどう屋」の展開を本格的に進める。
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「ずんどう屋」は、2002年に姫路で誕生し、17年にトリドールが買収した。現在、国内約80店舗を展開している。水と豚骨だけで10時間以上かけて炊き上げる「えぐみのない濃厚なとんこつスープ」と特製の小麦粉を使い自家製麺した「2種類の麺」、そして、祭り(MATSURI)をコンセプトに1店舗ずつこだわり抜いた「デザイン性が高くワクワク感のある店舗空間」で、子どもから大人まで幅広く人気という。
シャンハイルイジェンは中国で大手グローバルレストランチェーン店を数千店舗に拡大させるなど、大成功に導いた実績を持ち、中国の外食産業における深い知見と経験豊富な人材など強いネットワークを持つ。ルイドールはシャンハイルイジェンなどから人脈・ノウハウ・資金の提供を受け、中国における「ずんどう屋」の事業体制の構築とフランチャイズによる店舗拡大を推進していく。
ルイドールにはマスターフランチャイズ権を付与し、まずは上海周辺および華東エリアに出店、当面の目標として、中国本土で200店舗超のフランチャイズ出店をめざす。トリドールは、グローバル各地での知見やノウハウを持つ事業パートナー(「ローカルバディ」と呼ぶ)の発掘や関係性の構築によるグローバル展開を、海外事業の基本方針とする。
総本店(姫路市船丘町298番地の2)
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