やじうま速報
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取材・執筆 : 安田正明 2023年9月25日
ニュートファンダス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:蒲池 章一郎)が運営する肉の無人販売所「naizoo恵比寿店」 を一部のお客による万引きや会計ごまかしを心理的負担だとして一部時間帯においてバックヤードにスタッフを配置するように変更する。
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同店は2021年3月にオープンし、 肉屋・ホルモン店とは思えないカフェやアパレル店のようなデザインで話題となった。しかし、一部の悪意あるお客による万引きや会計ごまかしは一定の頻度で起こっていたが、近年は特に会計ごまかしの件数が増えてきた。ただ、バーコードの読み込みではなく、手に取った商品をお客自身でセルフレジから選択する仕様のため、会計ごまかしが意図的であるのか、機械の不具合であるのか、操作ミスであるかの判断が難しいケースもあるという。
商品の万引きや会計ごまかしをされる光景を、監視カメラにて毎月数件確認をし続けることは非常にストレスだったという。また、「無人販売なのだからしょうがない」「犯罪を誘発している」「警察に通報するのは税金の無駄使いである」などの声がSNSで発信された。経営的には想定内だが、心理的負担になっていた。
変更に当たり、スタッフ在中時は店頭にて焼肉や和牛のつまみを無人決済にて提供する「角打ち営業」を始める。冷凍庫の和牛精肉やホルモンを購入後、お客自身でガスバーナーを使用し、セルフサービスで炙り焼肉を楽しんでもらう。もちろん、ガスバーナー使用法はスタッフが教える。
アルコールもセルフサービス。コンビニのアイスコーヒーのようにカップを購入し、生ビールやレモンサワーをサーバーからセルフで注いでもらう。持ち帰りでの飲み歩きも可。
セルフサービスで炙り焼肉
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