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取材・執筆 : 安田正明 2023年9月15日
「筑豊ラーメン山小屋」のワイエスフード株式会社(本社・福岡県香春町、代表取締役:小川 光久)が、フランチャイジーに対し配膳ロボット『CADEBOT(ケイドボット)』の導入を始める。
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CADEBOT(ケイドボット)は、4段の大型トレイでシンプルながら積載量が多いため、配膳・下膳の作業を効率よく行える配膳ロボットという。複数のセンサーを搭載しているため、走行中に障害物を自動回避する。トレイごとに赤外線センサーを搭載しているため、食器の有無を検知して自動的に次の行動を開始し、一度の操作で複数のテーブルに対応することができる。また、本体前面に大型ディスプレイを搭載しており、季節のメニューやデザートの紹介、イベントなどを告知できる。
まずは、9月8日より直営店「九州筑豊ラーメン山小屋 創業店」(福岡県香春町)にて実証導入をおこない、人員不足の対策として海外人材の積極活用とともに配膳ロボットを導入する事で、安定的な労働力の確保やシフト管理の軽減を含めた店舗オペレーションの効率化、人件費削減による収益性の改善を図り、ジーの支援とともに新規加盟店の獲得を目指す。
小川社長は三井物産出身で、企業の海外担当執行役員などを歴任してきた人物。「山小屋」は配膳ロボットを目玉に海外FC展開も加速させたいようだ。
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