時給22年12月、忘年会期にも関わらず微妙に下がる。DXやロボット活用で、人出不足感は和らいだ？

TOP ＞外食ニュース

やじうま速報

外食ニュース

2023年1月20日（金）08:00 やじうま速報

このページを印刷

時給22年12月、忘年会期にも関わらず微妙に下がる。DXやロボット活用で、人出不足感は和らいだ？

記事への評価

0.0

取材・執筆：加藤一 2023年1月20日

キーワード： DX　アルバイト　ロボット　時給

　アルバイト・パートの三大都市圏での12月度の募集時平均時給は、フード系で1,093円、前年同月より47円増え、前月比で1円下がった。株式会社リクルート（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：北村吉弘）の調査研究機関『ジョブズリサーチセンター（JBRC）』が調査。

＜関連記事＞

時給22年11月、過去最高を更新中。求職者は選び放題状態。

https://www.foodrink.co.jp/news/2022/12/1680237.php

すかいらーく、ロボット3千台導入完了。片付け時間、店内歩行数が減った。
https://www.foodrink.co.jp/news/2022/12/2372554.php

企業忘年会「開催しない」、大企業で64％。昨年より「開催する」増える。

https://www.foodrink.co.jp/news/2022/11/0182837.php

　首都圏では1128円、前年比＋43円、前月比▼4円。東海では1031円、前年比＋40円、前月比＋5円。近畿では1059円、前年比＋46円、前月比▼3円。首都圏と近畿で11月から時給が微妙に下がっている。三大都市圏合わせての全産業では1,158円で前月比＋9円と上がっているが、反してフード系は下がっている。

　12月の繁忙期に時給が微妙に下がるということは、忘年会需要が思ったほどには振るわず、人材不足感が弱かったということか。業務用のビール系販売量が12月に3％減ったという。