やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2022年12月16日
アルバイト・パートの三大都市圏での11月度の募集時平均時給は、フード系で1,094円、前年同月より53円増加、前月比で6円増加と過去最高額を更新し続けている。株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の調査研究機関『ジョブズリサーチセンター(JBRC)』が調査。
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全業種でみると1,149円であり、フード系は55円安い。全業種とフード系を都市圏ごとに比べると、首都圏では1,189円対1,132円、57円安。東海では1,069円対1,026円、43円安。近畿では1,118円対1,056円、62円安。
フード系や製造・物流・清掃系に関しては、最低賃金引き上げの影響が出ているほか、忘年会・イベント・お歳暮の配送などによる年末年始の繁忙期に向けて求人が増え、多くの企業が時給アップを含めた人材確保に取り組んでいる。それでも人材不足感は強まっているため、事務系や専門職系も含めて、短時間・土日祝休み・未経験可といった求人が増加しており、求職者としてはこれまで以上に選びやすい状況になっている。飲食は更に賃金を引き上げなければ、他業種に奪われて人材確保が難しくなっている。

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