やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2022年12月2日
お客から見た飲食店の清潔感について、日本トレンドリサーチとユアマイスター forbizが、11月15日~21日にネット調査を行い全国からの1000件の回答を分析した。
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75.9%が、飲食店に行った時に店内の汚れを気になったことが「ある」と回答。「床にゴミが散乱している。皿の汚れが取れきっていない」、「テーブルに残った食べカスや油汚れ、明らかに拭いていないような汚れ。イスにある油染み、テーブル下の食べカス」、「アクリル板が置いてあるところが多いけれど、めちゃくちゃ汚れてて不快に感じた」、「エアコンの風が当たってホコリが揺れているので降ってこないかとそればかり気にして食事を楽しめなかった」などの声があった。
店内の汚れを気になったことが「ある」と回答した方の内、60.6%が店内の汚れを理由に行かなくなってしまった飲食店があると回答。
全体の内54.5%が、料理やサービスが良くても店内が汚れているお店には「行きたくない」と回答。「店内が汚れているということは厨房内などはもっと汚いかも...」と、衛生面が心配になってしまうようだ。
しかし、他方で店内が汚れていても料理やサービスが良ければ「行きたい」という方も23.3%いる。「多少汚れていても接客が良かったり美味しい料理であればそれ以外はまかなえると思います。逆に綺麗すぎなくて落ち着くとかあります笑」、「おいしくてそこでしか食べられない物であれば多少の汚さは許せる」、「汚れは掃除すればきれいになるが、おいしさは簡単に変えられない」など。かつて、ラーメン店などで「汚い方がうまい」と言われた時代もあったが、まだその感覚が残っている方もいるようだ。
41.8%が、店内の清潔感に好感を持って「お気に入りになった飲食店がある」。掃除がしっかりと行き届いている店は、お客への気配りもしっかりできるという印象を持つ方が多いようだ。

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