ニューオープン
記事への評価
取材・執筆 : 加藤一 2022年11月28日
株式会社一家ホールディングス(本社:千葉県市川市、代表取締役社長:武長 太郎)が、2023年3月期第2Q決算説明資料の中で「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」の小規模サイズモデルを開発し、投資コストを低減させ出店を加速させると発表した。
<関連記事>
一家ダイニングのジンギスカン店オープン。全卓にハイボールタワー。
「コロナ後の居酒屋ニーズにジャストフィット」 一家ダイニングの新業態『にのや』創作寿司と立ち飲みの合体
一家ダイニングプロジェクトが"脱居酒屋"で先手必勝。「日本一のおもてなし集団」が手がけるハイブリットスペースはテナント大家の救世主でもあった
店舗サイズを小さくすることで設備投資・設備容量を低減させ、物件取得を容易にする。全卓に設置していたハイボールタワーは廃止。席数も小さいので、各卓にタワーがなくてもスピーディーにドリンクの提供が可能になる。
従来の店舗では、ダクト、ロースター、鉄板洗浄機などの設備投資が重く、「屋台屋 博多劇場」などに比べると高額になっていた。伴って、高い集客が見込める物件にしか出店できなかった。
高い品質のラム肉と、同社得意のスタッフによる"おもてなし"で業態としての付加価値を付けられると判断した。今後は、出店エリアや物件に合わせ、従来モデル・新モデルの両輪で出店する。直近の12月8日オープンの亀戸店は初の小規模モデルでの出店となる。「ラムちゃん」は19年7月に千葉・柏に1号店、現在は東京・千葉・神奈川で11店舗ある。


「ラムちゃん」千葉・柏店
読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0