やじうま速報
「調理」「配膳」は人によるサービス希望、「注文」「会計」はこだわらず。『ホットペッパーグルメ外食総研』が、DX化が進む中、外食する際にどの程度「人によるサービス」にこだわるかについて7月1日~8日にネット調査を行い9,666件の回答をまとめた。
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「人によるサービスの方がいい」(「どちらかというと」も含む)で最も高かったのは、「調理」(68.4%)、次いで「配膳」(50.8%)だった。これとは逆の「人によるサービスでなくてもいい」(「どちらかというと」も含む)では、割合が最も高かったのは「注文」(72.6%)、次いで「会計」(64.9%)であった。他の項目であった、「入店時の受付や席の案内」「おしぼりやお冷、お茶の提供」「メニューの受け渡し・説明」「給仕(飲み物の注ぎたしや、お代わりの確認など)」「片付け」は人でなくていいとする回答が過半数。人によらないサービスがもはや特別ではなくなっているようだ。
「人によるサービスでなくていい」割合が高い外食シーンでは、1 位は「一人で利用」(72.9%)、2 位は「短時間(1 時間未満)の利用」(69.2%)であった。客単価別に「人によるサービスでなくてもいい」は、「大衆店」(63.7%)、「高級店」(25.4%)と顕著に分かれた。
「人によるサービス」にこだわる理由のトップ 3 は、1 位「人によるサービスの方が温かみがある」(51.7%)、2 位「人のサービスにも対価を払っていると思う」(31.8%)、3 位「注文内容について詳しく相談したいときがある」(31.7%)であった。一方、「人に代わるツール類の操作が苦手、面倒」(12.1%)、「ツールやロボットによるサービスは放置されているようで印象がよくない」(8.2%)を選択する人は限られている。性年代別では 50・60 代男性で「人によるサービスの方が温かみがある」「スタッフとの交流も外食の楽しみのひとつ」の割合が高く、40~60 代女性では「注文内容について詳しく相談したいときがある」の割合が高かった。

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