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取材・執筆 : 加藤一 2022年8月8日
外食向け経営サポートを行うG-FACTORY株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:片平 雅之)が、10月に東京・新宿で開校する職人養成スクール「飲食塾」で、まずは寿司職人コースと焼鳥職人コースをスタートさせる。12月にはラーメン職人コースを開校する予定。
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世界で成長を続ける日本食レストラン市場の中でも特に注目されている「寿司」と「焼鳥」の職人を育成するコースを、10月に同時開校する。今後は、本場中国をおさえ日本食として世界中で人気を集めている「ラーメン」のコースが12月に開校を予定している他、「そば・うどん」「鰻」「鉄板焼き」「天ぷら」「焼肉」などのコースも開校予定。未経験からでも業界参入や独立開業、海外就職など、様々なキャリアアップを描けるよう支援体制も整えるという。
「寿司職人コース」では、豊洲市場での目利き、仕入れや魚の絞め方などに加え、昨今の塾成魚ブームの火付け役として漁業関係者や料理人、釣り人、食通などの間で注目されている魚の下処理方法「津本式」を開発者の津本光弘氏から直接学ぶカリキュラムを導入する。
「焼鳥職人コース」では、一般的な焼鳥店では学べない内臓つきの鳥を丸ごと教材として使用し、捌き方を学べる。内臓つきの鳥を捌くには「食鳥処理衛生管理者」の資格が必要なため、一般的な焼鳥店ではそもそも仕入れることが難しいのが実情。しかし、「飲食塾」では、同資格の保有者が講師を担当するため、学習プログラムとして導入する。
日本料理の世界では長期間「修行」の概念がまかり通ってきたが、「飲食塾」では「寿司」は3ヶ月、「焼鳥」は2ヶ月、「ラーメン」「そば・うどん」は1ヶ月で一人前の職人に育てあげるプログラムを開発したという。寿司コースは3ヶ月で、入学金11万円、受講料121万円。税込み。1期生のみ共に半額。

「飲食塾」
■所在地: 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB1階
■電話番号: 03-5989-0410
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