スマートフォン版のフードリンクニュースを見る

RSSフィード

やじうま速報

外食ニュース

2022年7月13日(水)08:02 やじうま速報

ニューヨーク、焼酎24%以下も「ソフトリカー」に。和食店は日本酒&焼酎リストへ。

記事への評価

  • ★
  • ★
  • ★
  • ★
  • ★
0.0

取材・執筆 : 加藤一 2022年7月13日

キーワード :   

 米国ニューヨーク州のアルコール飲料管理法(Alcoholic Beverage Control Law:ABC法)が6月30日に改正され、アルコール度数が24%以下の焼酎が、飲食店などにおいてソフトリカーライセンスでも販売・提供できることとなった。ジェトロ(日本貿易振興機構)が報じた。

<関連記事>
初の焼酎カクテルの日本一決定戦。訪日外国人に焼酎も。
https://www.foodrink.co.jp/news/2018/09/20160434.php

クリエイト・レストランツ、ニューヨークで10年の和食2店舗を買収。既存店と合わせ和食攻め。
https://www.foodrink.co.jp/news/2018/11/2283234.php

焼肉トラジ、ニューヨークに出店。"アフターコロナ"チャンスで米国攻める。
https://www.foodrink.co.jp/news/2021/10/0481047.php


 これまでは焼酎は「ハードリカー」に分類され、飲食店などで販売・提供するに当たっては高額なライセンス料が設定され、焼酎の販売拡大の障壁となっていた。他方、焼酎と同じ蒸留酒である韓国のソジュ(Soju)は、2002年に制定されたABC法の特例条項によって、アルコール度数が24%以下のものに関しては、飲食店などにおいて例外的にライセンス料の安いソフトリカーライセンスでも販売することが可能となっており、焼酎は不利益な立場に立たされていた。

 ニューヨーク市近辺にある日本食レストランなどで構成されるニューヨーク日本食レストラン協会(NYJRA)は、アルコール度数が24%以下の焼酎も、ソジュと同様に例外的にソフトリカーライセンスで取り扱うことができるよう、ニューヨーク州政府に働きかけを行ってきた。ニューヨーク州議会議員の協力なども得て、ABC法改正案がニューヨーク州議会に提出および上下両院で可決され、6月30日に州知事が署名を行い、即日施行された。

 これにより、24%以下の焼酎は日本酒・ワイン・ビールなどと同じ醸造酒のソフトリカーライセンスを取得すれば扱えるようになり、ニューヨークの和食レストランには朗報となった。

shochu1.gif

読者の感想

興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0

  • 総合評価
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
  • 0.0

この記事をどう思いますか?(★をクリックして送信ボタンを押してください)

興味深い
役に立つ
送信する
誰かに教えたい
  • 総合評価
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
    • ★
  • 0.0

( 興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0

Page Top