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やじうま速報

外食ニュース

2022年6月29日(水)07:37 やじうま速報

「外飲みしなくなった・減った」75%。「依然としてコロナ禍」58%。

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取材・執筆 : 加藤一 2022年6月29日

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 酒類卸の株式会社カクヤス(本社:東京都北区、代表取締役社長:佐藤 順一)が、同社メルマガ登録者を対象に、まん防明け3ヶ月の現在の「外飲み事情」について、またコロナ前と比較した飲み方変化について、5月26日(木)~29日(日)にアンケート調査を行った。

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 まん延防止等重点措置が解除されてからの外飲みの頻度を聞いたところ、「増えた」と回答した人は全体の34%にとどまり、約半数の51%が「変わらない」と回答した。逆に、"まん防"という制限がなくなったにもかかわらず、外飲みが「減った」と回答した人が16%に上った。外飲みを復活させたのは3割ほどで、飲食店にとっては厳しい状況が続いている。

 コロナ前(2020年2月以前)と今を比べて、外飲みでの飲み方はどうなのかを複数回答可で聞いてみたところ、圧倒的に多かったのが「外飲みをしなくなった、または頻度が減った」で75%。次いで、「少人数で飲むようになった」38%、「二次会や三次会をしなくなった」32%、「一人飲みをするようになった」17%、「1店舗あたりの滞在時間が短くなった」15%と続く。

 そこで、「外飲みをしなくなった、または頻度が減った」と回答した人の理由で最も多かったのは「依然としてコロナ禍だから」で58%、次いで、「家飲みに慣れてしまったから」46%、「人を誘いづらいから」34%。コロナが収束したとはいえない現状だけに、これまでのように気軽に人を誘うのは難しく、外飲みをためらっている。

 飲食店にお客が戻ってくるアイデアを募ると、

●"健康志向"。「糖質オフ・ゼロのアルコールだけを扱うなど、健康を意識した店があればいい」、「オーダーした料理やお酒のカロリーや糖質を今どのくらい摂取しているか教えてくれるサービス」、「ヴィーガンでも安心して楽しめるよう、認証を取得したお酒を提供してくれるお店」「お酒を飲まないのでノンアルコールの飲料を充実してほしい」など。

●コロナ禍では夜の営業時間が短縮されたことから、"昼飲み"を歓迎する意見が多かった。「昼飲みできるお店と昼飲みメニューを充実させてほしい」、「朝から飲める店」など。

●感染予防にもなるからか、"一人飲み"に関する要望も。「女一人でも入りやすい店が増えればいい」、「オンライン飲み会に使えるような一人個室も有りの店」など。

●最近話題の"サブスク"や、"ウイスキー"人気を反映した意見も目立った。「酒とつまみのコースがパックになっている月額定額の店があったらいい」、「ウイスキーの種類が豊富な居酒屋」、「もっとウイスキーの知識が深い店員さんがいるとうれしい」など。

●なかには、来店客を増やすべく、新サービスを提案する人も。「ドリンク持ち込み可、場所の提供のみなどユーザー側の利用機会に合わせた対応のできる店」、「混み具合がわかる店」、「店で提供しているお酒の詳細を閲覧でき、購入できるしくみがあるといい」など。

●「少人数での来店だと割引などがあれば、1人でも外飲みの回数が増えたりすると思います」という意見も。

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