やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2022年6月21日
グルメサイト経由の予約はコロナ禍では横ばい。予約システムの株式会社TableCheck(本社:東京都中央区、代表取締役社長:谷口 優)が、2019年1月1日~2022年6月15日までの「テーブルチェック」を利用する全国の飲食店約6,200店舗の予約データを予約チャネルごとに分析した。
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主要なグルメサイト5社と公式ウェブ予約人数の推移を比較。コロナ前の2019年の予約動向は、グルメサイト全体(5社)の割合は55%前後で推移し、繁忙期では60%前後にまで上昇した。さらに、コロナ禍の外食需要喚起のために実施されたGoToEatキャンペーン期間中はその割合は70%弱にまで高まる。ただ、その影響は2021年春ごろから落ち着きはじめ、その後はグルメサイト経由の予約は横ばい状態が続いており、平均して40~45%で推移しており、コロナ前から約10%も予約比率が下落しているという。
一方、予約比率が増加しているのが、公式ウェブ予約とGoogle、Instagram。公式ウェブ予約の比率はコロナ前は40%強で推移していたが、直近ではその比率を50%前後まで上昇させている。Google、Instagram両社は、コロナ禍で飲食店予約機能を充実させて以降、全体的な割合としては両社合わせて5%ほどだが、予約数を急速に伸ばしている。
公式ウェブ予約比率が高まっており、コロナ禍で「グルメサイト離れ」がさらに加速しているようだ。

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