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2022年5月19日(木)09:09 IR情報

SANKO、豊洲市場大卸を子会社化。水産6次産業化、着々。

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取材・執筆 : 加藤一 2022年5月19日

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 株式会社SANKO MARKETING FOODS(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長澤 成博)が、豊洲市場で 7 社しかない水産物大卸の綜合食品株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:野中 昭三)の全株式を取得し子会社化すると発表した。

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 綜合食品は、1943年4月設立の綜合食品配給統制組合を前身として 1947年11月に法人化、豊洲市場で 7 社しかない水産物卸売会社(大卸)の1社として全国の産地との間に立ち首都圏を中心に安定的に商品を提供する事業を行ってきた。2021年3月期売上高32億27百万円、営業赤字19百万円、最終赤字32百万円。2期連続の赤字で、コロナ禍に苦しめられた。

 SANKOは、20年12月に沼津我入道漁業協同組合に加入以降、沼津で水揚げされた鮮魚等をグループ飲食店舗や外食事業者に供給、一般消費者へ移動販売、21年9月地方卸売市場沼津魚市場の買参権を取得、同年11月に子会社化した株式会社 SANKO 海商(静岡県浜松市)の水産仲卸・加工事業と沼津水産事業の連携により商品開発供給力を強化、同年12月に我入道漁協組合員から漁船「辨天丸」を漁業研修船兼自社運用船として譲り受け伊豆半島沖に漁に出る等、水産事業6次産業化モデルを着実に推進している。

 取得価格は、綜合食品株式会社の普通株式49百万円、アドバイザリー費用8百万円の計57百万円。7月1日に完了する予定。

sanko.gif
綜合食品 HP http://sogo-syokuhin.co.jp/

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