やじうま速報
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取材・執筆 ： 加藤一 2022年5月17日
街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2022年4月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連では52.8ポイント。
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3月から 5.9ポイント改善し、横ばい（50ポイント）を超え景気を良く感じる方が増えている。2～3ヶ月先の景気の先行きに対する判断は、53.4ポイント。3月は50ポイントを超えて52.2ポイントとなっていたが、さらに1.2ポイント改善した。
感染症の動向への懸念が和らぐ中、持ち直しへの期待がある一方、ウクライナ情勢による影響も含め、コスト上昇等が今後の不安材料となっている。
■街の声
「週末の来客数が増加傾向にある。特に桜が開花した週末の 23～24 日はゴールデンウィーク並みの来客数がみられた。新型コロナウイルスの新規感染者数は高止まりしているが、感染症対策を万全にしていることもあって、客も店も現状に慣れ始めてきている。」（北海道・高級レストラン）
「新型コロナウイルスの感染状況による。当地域での新規感染者数は高止まりが続いているので、それが収まらないと新型コロナウイルス発生前の状況には戻らない。」（東北・一般レストラン）
「季節的な要因もあるが、県内外から大勢の観光客がきている。新型コロナウイルスの感染対策をしながらではあるが、少しずつ元に戻ってきた感がある。」（北関東・一般レストラン）
「休日の客単価が伸びている。価格は値上げしているが、関係なく来客数も増えているので、ウィズコロナとして、一定の客の動向に回復傾向がみられる。」（南関東・一般レストラン）
「現状の好影響は６月の祭礼終了までは期待できそうである。その後は反動が出てくるように感じている。」（甲信越・一般レストラン）
「外食は、特に２件目に行く店から客足が遠のいている。企業では人数制限や経費が使えないなど厳しい状況である。」（東海・バー）
「まん延防止等重点措置が解除され、個人旅行や家族の集まりでの利用増加に手応えを感じるが、企業の接待や宴席による利用はまだまだで、新型コロナウイルス発生前と比べると全体では７割弱の集客となっている。」（北陸・高級レストラン）
「商店街の近くに桜並木があり、桜の開花とともに人通りが増えた。どの店も繁盛しているように見えたが、桜が散ると人通りも少なくなり、閑散としている。」（近畿・一般レストラン）
「客は新型コロナウイルスの感染状況に慣れつつあるのか、感染者数が高止まりの状況でも、以前ほど自粛している様子はない。よほど増加するか、国や県からの制限がない限り来客数は改善する。」（中国・一般レストラン）
「コロナ禍が落ち着きつつあり、急激ではないが、来客数も増加傾向にある。」（四国・一般レストラン）
「新型コロナウイルス新規感染者数について、大都市では減少しているようだが、当県では増加が止まらず過去最高の新規感染者数になっている。そのため、人の動きがなく希望がみえない状況である。」（九州・高級レストラン）
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