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やじうま速報

外食ニュース

2022年4月07日(木)08:48 やじうま速報

SDGs、イメージはいい。けど、高いと買わないよ。

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取材・執筆 : 加藤一 2022年4月7日

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 食品を選ぶ時にSDGsを意識している「SDGsコンシューマ」は現状11.8%しかいない。株式会社日本経済社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:北村 真一郎)が調査。

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 調査対象は、18歳以上一般個人。2月17日~22日にネット調査を行い、3,026サンプルを回収し集計したもの。

 日頃、購入する食品を決定する際の考慮点は、「安全性が高い」が55.5%で最も多く。続いて「これらの点を考慮することはない」25.4%、「栄養価が高い」25.2%、「地産地消に貢献できる」25.0%と続く。「安全性が高い」「地産地消に貢献できる」「フードロス削減に貢献できる」では女性が男性よりも10~12ポイント多く、逆に「これらの点を考慮することはない」では男性が女性よりも12ポイント多い。

 選択した点が考慮されている食品であるとしたら、通常の食品との価格差を許容できるのは、「0%(通常と同じ金額)」「1~5%」「6~10%」がほぼ同数で、10%までで合計80.8%となった。

 「SDGsを意識・無意識を問わず、SDGs的な考慮をして食品購入し、割高価格受容性のある人」として、「食のSDGsコンシューマ」と定義したところ、全体の11.8%となったという。

 「食に関するSDGsへの取組は企業イメージ向上につながる」と考える人は65.2%。学生は73.8%とさらに多い。SDGsのイメージは良いが、現実はSDGsが配慮されていても、価格が高ければ手を出さない消費者が大半という結果になった。

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