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2022年1月20日(木)08:05 やじうま速報

飲食オールジャパンの声を政治に届ける。「食団連」が発足。

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取材・執筆 : 加藤一 2022年1月20日

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 飲食業界に関わる14団体が、 飲食業界のオールジャパンの声を集め発信する 『一般社団法人 日本飲食団体連合会』(通称「食団連」)を2021年12月に設立した。

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 コロナ禍で政府や行政に科学的な根拠もなく、時短や休業に追い込まれた飲食業界。2021年6月に「外食崩壊寸前、事業者の声」と題し、飲食にかかわる18団体による記者会見が食団連の原型となる。大きな反響を呼び、緊急事態宣言解除時には条件付きながら酒類販売が可能となった。

 日本の食文化を未来に繋げるとともに、食産業の発展、食に関わる従事者の社会的地位向上への寄与を使命とする。まずは、コロナ禍で業界の実情が反映されずに政策が決められてきた現状を打破するため、飲食業界だけでなく、その奥にいる生産者・流通業者も含めて実態に即した政策を作るよう政府や行政に陳情していく。

 加盟対象は、個人や企業ではなく、協会・団体・勉強会となる。現在、加盟が確定しているのは21団体。表明しているものを含めると41団体。店舗数では数万件規模になるという。

 業界団体としては、一般社団法人日本フードサービス協会(「JFジェフ」)が既にあるが、加盟するのは大手企業が中心。食団連は、日本全国の個人店から数十店規模が対象となる。例えれば、ジェフは経団連だが、食団連は商工会に相当するという。

 1月21日から1都12県に適用される予定のまん延防止等重点措置への要望・意見書の政府への提出が直近の課題となりそうだ。

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<組織体制>
・会長:服部 幸應(全国調理師養成施設協会)
・副会長:村田 吉弘(一般社団法人全日本・食学会)
・副会長:佐藤 裕久(一般社団法人日本ファインダイニング協会)
・副会長:山下 春幸(一般社団法人日本飲食未来の会)
・専務理事:二之湯 武史(一般社団法人食文化ルネサンス)
・専務理事:秋元 巳智雄 
・事務局長:髙橋 英樹(一般社団法人日本飲食業経営審議会)
・理事:脇屋 友詞(公益社団法人日本中国料理協会)
・理事:髙橋 淳(一般社団法人大阪外食産業協会
・理事:柴 泰宏(NPO法人繁盛店への道)
・理事:米田 肇(一般社団法人食文化ルネサンス)
・理事:里井 真由美(フードジャーナリスト/アナリスト農林水産省 食料・農業・農村政策審議会委員)
・監事:安田 幸一(みかさ監査法人)

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