やじうま速報
記事への評価
取材・執筆 : 加藤一 2022年1月5日
上場外食企業22社中、酒業態中心の4社で補助金額の合計が売上高を上回った。東京商工リサーチが報じた。
<関連記事>
助成金もらっても「赤字」の会社16社。まさかの大手2社が大幅赤字に
【11月月次速報2】居酒屋企業、19年対比で「7割行かない」7社。「死亡フラグ」が立っていないか
忘年会予約、19年比「8割減」の衝撃。忘年会ビジネスは「消滅」するのか
直近四半期までの売上高と各種補助金額を比べたところ、ハブ、チムニー、SFPHD(鳥良、磯丸水産)、SANKO MARKETING FOODS(金の蔵)の酒業態中心の4社が受給した補助金額の合計が売上高を上回った。そして、補助金の受給比率が高い上位8社も、いずれも居酒屋・バーを主力に展開している企業が占め、酒類の提供制限や時短営業による販売機会の喪失で、業績への影響が長引いている。
居酒屋・バーを展開する各社は10月の緊急事態宣言の解除以降、月次ベースで客単価・客足ともに前年を上回る企業も散見され、外出制限の緩和に伴い、各社の業績は回復基調にある。今後、補助金の規模縮小までいかに飲酒を伴う会食や小規模な宴席需要の回復を見込めるかがカギとなる。
読者の感想
興味深い0.0 | 役に立つ0.0 | 誰かに教えたい0.0
- 総合評価
-
- 0.0