やじうま速報
街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2021年9月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連では33.9ポイントで、8月から12.8ポイント改善したが、横ばい（50ポイント）にはほど遠い。
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しかし、2～3か月先の景気の先行きに対する判断は、60.6ポイントで8月から18.9ポイント上昇。アベノミクスが始まった2013年2月（61.7ポイント）以来の60ポイント超え。感染者数の減少とワクチン接種の進展、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の解除により、景気は好転すると見られている。
■街の声
「緊急事態宣言によって人流抑制が呼びかけられていることで、客の心理面にも影響が生じている。」（北海道・高級レストラン）
「緊急事態宣言が解除されたとしても、景気がすぐに回復するとは考えられない。」（北海道・スナック）
「低空飛行が続いている状況である。最近は感染状況が落ち着いてきたこともあり、来月以降の予約問合せの電話が多少入り始めているが、今のところはまだまだ客が来ない状況である。」（東北・一般レストラン）
「緊急事態宣言発出中のため、休業している。居酒屋なのでアルコール提供停止の影響は多大である。」（北関東・居酒屋）
「９月で緊急事態宣言が解除され、来月になると 20 時までお酒を提供できるようになるので、その影響で売上が伸びてくるのは確実である。」（南関東・一般レストラン）
「まん延防止等重点措置から緊急事態宣言の継続により、来客数は厳しい状況であったが、９月の大型連休は昼の営業については少し活気があった。１か月全体では自粛の月であった。」（東海・高級レストラン）
「緊急事態宣言の解除により、営業時間が延長し、アルコールの販売も解禁されることで、現状よりも改善すると予想される。また、ワクチン接種の推進などによる経済活動の活性化にも期待している。」（近畿・一般レストラン）
「９月で緊急事態宣言解除との見方が強いが、まだ予約数などに動きはない。」（中国・高級レストラン）
「時短営業もあり、客足が激減しているなか、来客数の減少のほか、客単価も下がっている。客の所得減少の影響が大きいものと思われる。」（四国・一般レストラン）
「まん延防止等重点措置の適用と緊急事態宣言により、全く売上がない状態である。補助金制度もあるが、店の規模から正常な経営状態ではない。緊急事態宣言が解除となり、売上の回復を待っている。」（九州・一般レストラン）
「緊急事態宣言が継続しているなか、本業を休業しており、デリバリーなどもやっているが、手数料が大きく打開策にはなっていない。」（沖縄・居酒屋）
酒業態にお客は戻るか？
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