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やじうま速報

外食ニュース

2021年8月26日(木)08:50 やじうま速報

【外食市場21年7月】ファーストフード独り勝ち。ハンバーガーやりたくもなるよね。

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取材・執筆 : 加藤一 2021年8月26日

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 一般社団法人日本フードサービス協会(本部:東京都港区、会長:髙岡 慎一郎)による 協会会員社を対象とした外食産業市場動向調査2021年7月度は、全体売上は102.1%。コロナ禍前の一昨年の86.3%にすぎない。営業時間と酒類提供の制限が厳しい中で、パブ・居酒屋業態の深刻な状況は延々と続いている。

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 ファーストフード業態は、全ての業種で前年よりは良くなり、全体の売上は前年比108.6%、コロナ以前の一昨年比でも103.9%であった。「洋風」は、五輪の自宅観戦でテイクアウトとデリバリーが増え、売上は115.8%。「和風」は、一部大手の積極的なメディア露出もあり、 売上は101.0%。「麺類」は、持ち帰り需要とイートインの戻りで全体売上103.4%。「持ち帰り米飯・回転寿司」も、暑さと五輪の自宅観戦でテイクアウト需要が増え、売上は104.4%。

 ファミリーレストラン業態は、営業時間短縮や酒類提供禁止をテイクアウトやデリバリーでカバーしきれず、売上は"コロナショック"が始まった昨年の93.5%、一昨年対比では71.2%となった。「洋風」「和風」ともに五輪の自宅観戦で持ち帰り需要があったものの、売上は「洋風」95.9%(一昨年比69.4%)、「和風」は91.3%(一昨年比66.2%)に留まった。「中華」は、一部店舗は前年を超えたが、売上は99.0%。「焼き肉」は、酒類提供制限下で休業を選択した店も多く売上86.5%に留まった(一昨年比は80.4%)。

 パブ・居酒屋業態は、酒類提供の禁止あるいは時間制限が続き、「パブ・ビアホール」の売上は57.4%、「居酒屋」は62.6%となった。全体では前年の売上の61.5%となったが、一昨年比ではわずか30.0%。

 ディナーレストラン業態は、ディナーに付き物の酒類提供や夜間営業の制限で、休業に追い込まれる店もあり、売上は88.3%(一昨年比では57.8%)と依然厳しい。

 喫茶業態は、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の下でも、人流の減少率はさほどでもなさそうで、売上は105.8%となった。一昨年対比では72.1%。

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