やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2021年8月16日
2021年1~7月までの飲食業倒産(負債1,000万円以上)は、合計389件(前年同期比23.8%減)で落ち着いて推移したと、東京商工リサーチが発表した。
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コロナ関連融資や給付金、協力金などの支援が奏功しているとみられる。しかし、飲食業倒産のうち、コロナ関連倒産は177件(構成比45.5%)と半数近くに達し、支援があっても事業継続が困難な事業者が増えている実態を示している。
負債額別では、「1千万円以上5千万円未満」が292件(前年同期比26.0%減、構成比75.0%)と7割以上を占めるが、「5億円以上10億円未満」が10件(前年同期比100.0%増、前年同期5件)で、唯一増加した。休業協力金などの効果が比較的薄い中堅規模の企業で倒産が増加傾向にある。

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