やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2021年4月5日
飲食店倒産 715 件、「酒場・ビアホール」は過去最多。しかし、協力金効果か、倒産は12月以降抑制傾向にある。帝国データバンク調べ。
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飲食業倒産、過去最多を更新。再建できず、財産を全て失う「破産」が9割。https://www.foodrink.co.jp/news/2020/12/2480712.php
2020年度(4~3月)における飲食店事業者の倒産は 715 件発生。2 年連続の 700 件超えとなり、過去 3 番目の高水準となった。月別で見ると、5 月は弁護士事務所や裁判所の業務縮小などの影響で、感染拡大第 3 波発生の12月以降は、営業時間短縮の協力金の効果などもあり、前年度を大幅に下回った。
業態別で見ると、「酒場・ビヤホール」が 183 件(構成比 25.6%)で最多となり、2019 年度を上回って 2000 年度以降で最多を更新した。次いで、「中華・東洋料理店」(99 件、構成比 13.8%)、「西洋料理店」(92 件、同 12.9%)、「日本料理店」(67 件、同 9.4%)が続く。
負債規模別で見ると、「5000 万円未満」が 562 件(構成比 78.6%)で最多。「5000 万円~1 億円未満」が 76 件(同 10.6%)で 6 年ぶりに構成比が 10%を超えた。


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