やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2020年12月10日
2019年8月20日に民事再生法の適用を申請していた、みそだれやきとり「ひびき庵」を経営する株式会社ひびき(本社:埼玉県川越市、代表:日疋 好春)が作成した再生計画案に対して債権者の賛同を得ることができず、12月1日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクが報じた。
2020年6月に事業を焼鳥居酒屋「とりビアー」を展開する株式会社 とりビアー(本社:宮崎県都城市、代表取締役:桑畑 直樹)に売却し、株式会社ひびきは商号を(株)HM管財に変更し再建計画を進めていた。しかし、粉飾決算や不適切リース契約のあったことが発覚するなどし不信感が債権者の間で広がった。2018年6月期は年売上高約20億7400万円。民事再生法申請時の負債は約77億949万円。
会社は破産により消滅するが、「ひびき庵」事業はとりビアーが継続する。

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