やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2020年12月7日
飲食店の倒産が、2020年1~11月までに736件発生した。この時点で昨年(732件)を既に上回り、通年で過去最多を更新した。帝国データバンクが発表した。
飲食店全11業態中6業態で倒産件数が前年を上回った。なかでも最も多いのが「居酒屋」業態で179件。前年の161件を既に約1割上回り、過去最多を更新している。「日本料理店」業態も75件と、前年(51件)を20件超既に上回って過去最多を更新。フレンチレストランなど「西洋料理店」は94件発生しており、過去2番目の高水準となっている。
「第三波」の到来などで最大の繁忙期となる12月に営業自粛要請が相次いで出されている。繁忙期となる年末年始需要も見込めず、年末にかけて飲食店の倒産や閉店、廃業がさらに増える恐れがある。


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