やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2020年10月20日
2020年1-9月のすし店の倒産は23件(前年同期比53.3%増、前年同期15件)で、前年同期比約1.5倍増と急増。このペースで推移すると、4年ぶりに年間30件台の可能性が高まっている。東京商工リサーチが調査。
負債総額は35億3,200万円(前年同期比104.1%増)で、負債1億円未満を中心としながらも、商業施設で展開していた「寿し常」や、インバウンド相手の「花のれん」(網走)などの大型店の倒産も発生した。
家族連れは大手回転寿司チェーンに取られ、大人客は居酒屋チェーンの寿司居酒屋に流れている。地元のすし店の市場が無くなっただけで、大手のバイイングパワーを活用したリーズナブルなすし市場は逆に拡大しているように見える。

6月に自己破産した「寿し常」
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