やじうま速報
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取材・執筆 : 加藤一 2020年12月3日
デリバリ―サービスを利用した際に、約6割が何らかの不満を感じた経験があった。日用雑貨メーカーのエステー株式会社が20代~60代のフードデリバリ―利用者 602名に調査した。
「デリバリーサービスを選ぶ際の重視点について」質問したところ、「手軽に注文できる・注文しやすい」(62.4%)、「配達料が安い・クーポンがある」(58.6%)の順で多くなり、利用者が手軽さや価格のお得さを重視している。ピザを想起しているのかも知れないが、デリバリーは割高にもかかわらずお得さを感じているお客に支えられている。「配達業者が有名である」は10.8%と知名度は気にしていない。
不満を持ったことがあるのは64.3%。上位は、「時間通り届かなかった」(26.6%)、「料理が温かくなかった」(23.9%)、「料理が偏っていたり重なっていた」(20.9%)、「ソースなどがこぼれて他の食材にかかっていた」(17.1%)。料理のクオリティへの不満が上げられた。
デリバリーのアフターコロナでの定着には、到着時に店舗と同様の美味しさを提供できる、容器開発も含めた配達品質の向上が課題だ。エステーではフードデリバリー専用温熱シート 「HEAToGo」を販売している。
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