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外食ニュース

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2020年12月03日(木)19:46

「外食アワード2020」決定! 日本KFC近藤氏、家系ラーメン「町田商店」のギフト田川氏など6人

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取材・執筆 : 遠山敏之 2020年12月3日執筆

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 外食産業関連の専門紙誌で構成する外食産業記者会は、その年に活躍した外食関連経営者などを選ぶ「外食アワード」で2020年の6氏を選出した。

 「外食事業者」部門は、業績が停滞していたき日本KFCホールディングスを再生したことで代表取締役社長の近藤正樹氏に、横丁プロデュースの第一人者、浜倉的商店製作所代表取締役の浜倉好宣氏は、2020年最大のヒットと言われる「渋谷横丁」を作り上げたこと、ギフト代表取締役社長の田川翔氏は、家系ラーメン店ブランド「町田商店」を展開する一方、食材とノウハウを提供するプロデュース事業を強化し、東証一部上場に上り詰めたこと、ゴーストレストラン研究所代表取締役の吉見悠紀氏は、コロナ禍以前より、客席を持たないゴーストレストランの可能性を感じ、研究を進めていたことが評価された。

 浜倉氏は、「外食アワード2009中間流通・外食支援事業者」部門で受賞しているが、今回は、「渋谷横丁」の店舗をすべて直営で経営しているため、外食事業者部門での受賞となった。同じ人物が2度目の受賞をするのは初。

 「中間流通・外食支援事業者兼食材事業者」部門は、竹川敦史フードサプライ代表取締役社長と跡部美樹雄ミートエポック代表取締役社長の2人。

 竹川氏は、業務用野菜卸・フードサプライを経営しながら、コロナ禍にいち早く非接触の販売方式「ドライブスルー八百屋」を立ち上げ、外食産業向けの野菜を一般消費者に販売した。その展開は全国に波及し、最大で30ヵ所、6万人以上が来場などとBtoBとBtoCの流通の壁に風穴を開けたことが評価された。

 跡部氏は、明治大学との共同研究により安全でかつ迅速な発酵熟成肉を製造することができる日本初の「エイジングシート」を2017年9月に実用化。ファーストキッチンへの導入を皮切りに、肉だけでなく鮮魚の保存にまで活用領域を拡大し、安全な発酵熟成食品の提供に貢献している。

 「食材事業者」部門は、今回、該当者なしだった。

 2020年を象徴する外食キーワードは、「コロナ禍」「テイクアウト・デリバリー」「Go Toイート」「唐揚げバブル」「フェイクミート」の5つ。

 表彰式は、2021年1月20日、東京・池袋のサンシャインシティで開催する「焼肉ビジネスフェア/居酒屋JAPAN」会場で行う予定。

<関連情報>
外食産業記者会ホームページ

「外食アワード2019」、クリエイト岡本社長、「大阪王将」文野氏など6人を選出

外食アワード2018、ワンダイニング高橋淳氏など6氏に

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