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2020年11月12日(木)09:04 やじうま速報

【10月街角景気】Go Toで沸き立つ。高級店では効果5千万円も。

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取材・執筆 : 加藤一 2020年11月12日

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 街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2020年10月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連で、8月の55.0ポイントからさらに上向いて60.4ポイントとなった。Go Toキャンペーンで沸き立っているようだ。

 2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断は、8月から逆に2.5ポイント下がり、48.1ポイント。忘年会が期待薄であり、Go Toキャンペーン後の落差を懸念している。

■街の声
「地元客に加えて、観光客も増えており、それに伴って収益が改善している。」(北海道・高級レストラン)
「新型コロナウイルスの影響は避けられず、特にディナータイムの客はほぼいない。お昼の客は多少来ていただけるようにはなっているが、団体やパーティーが全く入らず、大変厳しい状況である。」(東北・一般レストラン)
「インフルエンザの流行も懸念されるため、外食する人が劇的に増えるとは思えない。」(北関東・一般レストラン)
「ホテル内飲食施設の再開や、レストラン空き店舗の活用等、新規施設の案件も増えてきている。新型コロナウイルスの影響が、今後どの程度で推移するかの見極めは難しいが、新しい動きは着実に増えていくものと思われる。」(北関東・給食/レストラン)
「当社の売上構成のメインである婚礼、法事、法人宴会等の団体宴会は依然として厳しい状況ではあるが、10 月1日以降はGo To Eatキャンペーンの兼ね合いで、レストランに関しては回復傾向にある。月内売上の同キャンペーン効果は、およそ 5000万円程度である。」(南関東・高級レストラン)
「今の予約状況から、年末の予約は期待薄である。年越しがこれからの1つの目安になる。」(南関東・一般レストラン)
「Go Toキャンペーン、地域振興券や応援券等の効果で、客足が戻ってきている。」(甲信越・高級レストラン)
「年末年始、Go Toキャンペーンにより今月に比べると来客数は増加するが、やはり企業を中心に多人数で集まることを避ける傾向にあるため、伸び悩むと思われる。一方、自粛疲れとGo Toキャンペーンにより、客単価の上昇は若干見込める。」(東海・高級レストラン)
「大阪も新型コロナウイルスの感染者が増えているため、外出が控え目になり、外食の機会も減りそうである。忘年会も企業はまだ控えているため、宴会シーズンは厳しくなりそうである。」(近畿・一般レストラン)
「Go Toキャンペーン後の反動が心配であるが、キャンペーンがある間はこのまま増加傾向が続く。」(中国・一般レストラン)
「年末に向けて、密な空間で飲酒を伴う忘年会のような宴会をする機会は減少すると予想する。」(四国・一般レストラン)
「自店舗のある地域は周りの飲食店も前年の 20~30%の入客にとどまっているが、観光地、特に離島は前年比 100%を超えているところが出てきている。」(沖縄・居酒屋)

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