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ニューオープン

外食ニュース

2020年10月06日(火)08:15 ニューオープン

ワタミ、居酒屋を捨て「焼肉の和民」に4割転換。海外のはずだった「和牛焼肉」を国内の立て直しに。

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取材・執筆 : 加藤一 2020年10月6日

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 ワタミ株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役会長 兼 グループCEO:渡邉 美樹)が、居酒屋「和民」全店を焼肉業態「焼肉の和民」に業態転換する。1号店を大鳥居駅前店(東京都大田区)を10月5日(月)にオープンさせる。

 「和民」「坐・和民」全店だけでなく、駅前立地の多業態も順次「焼肉の和民」に転換していくことで、2022年3月期末までに120店舗の出店を予定している。これは、同社の全店の約4割に相当する。焼肉を居酒屋業態にかわる主幹事業と位置づける。

 「焼肉の和民」では、独自開発したオリジナルのブランド和牛「和民和牛」を提供する。牛本来の旨味やアミノ酸が豊富に含まれた、低脂肪・低カロリーのヘルシーな和牛。安心安全な牛肉を手頃な価格で提供し、食べ放題のコースは2,880円、3,480円、4,380円と3つを用意。単品メニューの「ワタミカルビ」は看板メニューと位置付け、390円という低価格で提供する。価格は税別。

 焼肉以外にも、ラーメン、各種サラダやデザートなど、サイドメニューが充実。アルコール類などのドリンクメニューも全80種類を用意し、居酒屋「和民」のDNAを受け継ぐ。

 ニューノーマルを見据えた非接触型飲食店を目指し、料理配膳ロボットを導入し、店舗スタッフの一員として配膳&下げ膳を担当させる。また、肉や料理は回転寿司のような特急レーンで運ぶ。これらにより、従来の居酒屋業態に比べ80%減の非接触接客を実現すという。

 国産牛生産大手のカミチクグループと提携し、同じく回転寿司風の焼肉「かみむら牧場」を2020年5月に出店。2019年12月のカミチクとの提携では、中国及び米国での和牛焼肉のフランチャイズによる多店舗展開を目指すとしていたが、まずは国内の立て直しに和牛焼肉カードを使うことに変えたようだ。焼肉なら空中階でも集客できるとも読んだ。

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「焼肉の和民」大鳥居駅前店
■所在地: 東京都大田区西糀谷3-37-11 ハイブリッジ21 3F
■電話番号: 03-5737-9701
■営業時間: 月曜~木曜17時~翌1時、金曜17時~翌5時、土曜11時~翌4時、日・祝日11時~翌1時、祝前日17時~翌4時
■客席数: 140席


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